Dell OpenManage™ Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド
PowerVault 220S および PowerVault 221S エンクロージャのモード変更
物理ディスクはエンクロージャに入れたり、またはシステムのバックプレーンに接続することができます。 バックプレーンとその物理ディスクが内部にあるりますが、エンクロージャは外部でシステムに接続されています。
Storage Management ツリー表示にあるコントローラと コネクタ を拡張することで、バックプレーン オブジェクトを表示することができます。 Storage Management では、バックプレーンと取り付けられた物理ディスクの状態が表示されます。 バックプレーンはコントローラコネクタに接続され、物理ディスクを持っているという点でエンクロージャに似ていますが、外部エンクロージャに関連した(温度プローブ、アラームなど)管理機能は搭載していません。
Storage Management では、さまざまなエンクロージャおよびそのコンポーネントを管理できます。 エンクロージャの中の物理ディスクだけでなく、エンクロージャのファン、電源装置、および温度プローブの状態などもモニタできます。 Storage Management ツリー表示にあるコントローラ、コネクタ、およびエンクロージャオブジェクトを拡張することで、これらのコンポーネントを表示することができます。
Storage Management は、エンクロージャのファン、電源装置、および 温度プローブのプロパティを表示します。 また、警告ログに表示されるエンクロージャの状態の変更も警告を通じて通知します。
次の項目は、Storage Management が管理するエンクロージャコンポーネントおよび管理機能の詳細について説明しています。
エンクロージャの物理ディスクはツリー表示のエンクロージャオブジェクトの下に表示されます。 ツリー表示でディスクを選択すると、ディスクの状態情報が表示されます。
ファンはエンクロージャの冷却モジュールのコンポーネントです。 ファンはツリー表示のエンクロージャオブジェクトを拡張することで表示されます。 ファン オブジェクトを選択すると、状態に関する情報が表示されます。
エンクロージャの電源装置はツリー表示の 電源装置 オブジェクトの下に表示されます。 電源装置 オブジェクトを選択すると、状態に関する情報が表示されます。
エンクロージャの温度プローブは、温度 オブジェクトの下に表示されます。 温度 オブジェクトを選択すると、状態に関する情報が表示されます。 状態に関する情報は、現在の温度(摂氏)、温度プローブの警告およびエラーしきい値を含みます。 エラーしきい値にはデフォルト値が設定されており、これを変更することはできません。 警告しきい値は設定を変更できます。 警告しきい値の設定方法についての詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。
エンクロージャの温度に関する情報は、次の項目を参照してください。
エンクロージャに表示されているエンクロージャ管理モジュール(EMM)はツリー表示の EMM オブジェクトに表示されます。 EMM オブジェクトを選択すると、個別の EMM モジュールとその状態情報が表示されます。
エンクロージャには 1 つまたは複数の EMM が含まれていることがあります。 EMM モジュールはエンクロージャのコンポーネントをモニタします。 次のようなコンポーネントがあります。
エンクロージャのアラームが有効になっていると、特定の条件が発生したときに EMM がアラームをアクティベートします。 アラームの有効およびアクティベートする条件についての詳細は、「アラームを有効にする(エンクロージャ)」を参照してください。 EMM の詳細については、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照してください。
エンクロージャのすべての EMM モジュールは同じバージョンのファームウェアが必要です。 個別の EMM モジュールのプロパティを表示してファームウェアのバージョンを確認することができます。
エンクロージャ管理は、エンクロージャの温度が危険な範囲に達したときにオペレーティングシステム、サーバー、およびエンクロージャを自動的にシャットダウンする機能を提供します。 シャットダウンが発生したときの温度は、エンクロージャ温度プローブの最小エラーしきい値と最大エラーしきい値で判断されます。 これらのしきい値はデフォルト設定で変更することができません。
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メモ: サーマルシャットダウンは Ultra SCSI、Ultra2 SCSI、Ultra160 SCSI、LSI 1020、LSI 1030 および LSI PCI-e U320 コントローラには適用されません。 |
PowerVault 20xS エンクロージャおよび PowerVault 21xS エンクロージャでは、エンクロージャが摂氏 0 度または 50 度に達すると、オペレーティングシステムがシャットダウンされ、サーバーの電源が切れます。 サーバーの電源が切れると、エンクロージャの電源も切れます。
PowerVault 220S と PowerVault 221S の場合、「チャネルの冗長性およびサーマルシャットダウン」を実装していないと、摂氏 0 度または 50 度に達したときにオペレーティングシステムとサーバーがシャットダウンします。 コマンドラインインタフェース(CLI)を使って、SMART サーマルシャットダウンを有効にするチャネル冗長性を実装した場合、摂氏 0 度または 50 度に達したときにエンクロージャだけがシャットダウンします。 シャットダウンしても冗長データが他のチャネルに接続されたエンクロージャの中に入っているためデータを失うことにはなりません。
温度が摂氏 55 度に達したとき、PowerVault 220S および PowerVault 221S のエンクロージャは自動的にシャットダウンします。 このシャットダウンは、チャネル冗長性を実装しているか、また Storage Management をインストールしているかどうかに関係なく起こります。
コマンドラインインタフェースを使用して、Smart サーマルシャットダウンを有効にすることができます。 詳細は、「omconfig グローバル Smart サーマルシャットダウンを有効にする」を参照してください。
PowerVault220S または PowerVault 221S エンクロージャのバス設定スイッチを 切り替えるときに、エンクロージャの 電源はオフになっている必要があります。 バス設定スイッチを使って、エンクロージャを分割バス、統合バス、またはクラスタモードに変更します。 PowerVault 220S または PowerVault 221S エンクロージャモードをエンクロージャの電源がオンのまま変更すると、Storage Management はエンクロージャを表示しなくなり、異常な動作をとることがあります。 また、エンクロージャでのバス設定スイッチは頻繁に切り替えるものではありません。
「エンクロージャタスク」のドロップダウンメニューに加えて、エンクロージャの管理には次の操作が必要な場合があります。
この画面には、エンクロージャまたはバックプレーンと接続されているコンポーネントについての状態が表示されます。
コンポーネントの状態は重大度別に表示されます。 警告または重要 / エラー状態で示されたコンポーネントは早急に対処して、データ損失をできる限り防ぐ必要があります。 コンポーネントの状態は、コンポーネントとその低レベルオブジェクトの結合状態を示す場合があります。 詳細は、「付録 B:ストレージコンポーネントの正常性状態の判定」を参照してください。
コンポーネントで警告または重要状態が報告された理由を見つけるには、警告ログを調べると便利です。 詳しいトラブルシューティング情報は、「警告メッセージ」および「トラブルシューティング」を参照してください。
エンクロージャおよびバックプレーンの詳細については、次の項目を参照してください。
接続されているコンポーネントの詳細については、次の項目を参照してください。
このウィンドウを使用して、エンクロージャまたはバックプレーンについての情報を表示し、エンクロージャタスクを実行します。
エンクロージャまたはバックプレーンのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。 エンクロージャまたはバックプレーンのプロパティには次の内容が含まれることがあります。
プロパティ |
定義 |
---|---|
| これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。 詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 |
名前 | エンクロージャまたはバックプレーンの名前が表示されます。 |
状況 | エンクロージャまたはバックプレーンの現在の状態が表示されます。 可能な値には次のようなものがあります。 準備完了 — エンクロージャまたはバックプレーンは正常に機能しています。 低下 — エンクロージャに障害が発生し、機能が低下した状況で動作しています。 低下状況はバックプレーンに適用されません。 失敗 — エンクロージャまたはバックプレーンに障害が発生し、機能を停止しました。 |
コネクタ | このプロパティにはエンクロージャまたはバックプレーンが接続されているコネクタ番号が表示されます。 この番号はコントローラハードウェアのコネクタ番号と一致します。 コントローラ タイプによって、コネクタは SCSI チャネルまたは SAS ポートになります。 |
エンクロージャ ID | このプロパティには、Storage Management によってエンクロージャに割り当てられたエンクロージャID が表示されます。 Storage Management はシステムに付属しているエンクロージャに 0 で始まる番号を付けます。 この番号は、omreport コマンドで報告されたエンクロージャID 番号と同じです。 |
ターゲット ID | このプロパティには、バックプレーン(サーバーに対して内部)の SCSI ID またはコントローラコネクタが接続されているエンクロージャが表示されます。 値は通常、6 です。 |
設定 | エンクロージャの動作モードが表示されます。 可能な値には次のようなものがあります。 結合 — エンクロージャが結合バスモードで動作していることを示します。 分割 — エンクロージャが分割バスモードで動作していることを示します。 ユニファイド — エンクロージャがユニファイドモードで動作していることを示します。 クラスタ — エンクロージャがクラスタモードで動作していることを示します。 クラスタモードはクラスタが有効になっている RAID コントローラでのみ使用できます。 詳細については、「クラスタが有効になっている RAID コントローラ」を参照してください。 結合、分割、およびクラスタの各モードについての詳細は、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照してください。 エンクロージャをケーブル接続して異なるモードに対応できるようにするための詳細は、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照してください。 PowerVault™220S または PowerVault 221S エンクロージャのバス設定スイッチを 切り替えるときに、エンクロージャの 電源はオフになっている必要があります。 詳細は、「PowerVault 220S および PowerVault 221S エンクロージャのモード変更」を参照してください。 バージョン 1.8 カーネル搭載で EMM が 1 つしかない旧式の PowerVault 200S エンクロージャには、分割バスモードだけが表示され、結合バスモードは表示されないことがあります。 このような状況では、結合バスモードまたは該当する場合はクラスタモード以外は使用できません。 |
ファームウェアバージョン | エンクロージャファームウェアのバージョンが表示されます。 |
サービスタグ | エンクロージャのサービスタグ番号が表示されます。 Dell™ サポートと連絡を取る場合にはこの番号が必要となります。 この番号を使用すると、この番号をエンクロージャに付いているサービスタグの番号と照合させることによってご利用環境における特定のエンクロージャを識別することができます。 たとえば、複数のエンクロージャがあり、そのうちの 1 つにエラーが発生した場合、サービスタグ番号を使用してエラーが発生したエンクロージャを特定することができます。 |
管理タグ | エンクロージャの管理タグ情報が表示されます。 「資産データの設定」タスクを使用してこのプロパティを変更することができます。 |
資産名 | エンクロージャに割り当てられた名前が表示されます。 「資産データの設定」タスクを使用してこのプロパティを変更することができます。 |
バックプレーンパーツ番号 | エンクロージャのバックプレーンのパーツ番号が表示されます。 |
SAS アドレス | このプロパティには SAS バックプレーンの SAS アドレスが表示されます。 |
分割バスパーツ番号 | エンクロージャの分割バスモジュールのパーツ番号が表示されます。 分割バスは、エンクロージャの背面に 1 つの三角形の記号が描かれて示されます。 |
エンクロージャのパーツ番号 | エンクロージャのパーツ番号が表示されます。 |
エンクロージャアラーム | エンクロージャのアラームが有効になっているか無効になっているかが表示されます。 |
ドロップダウンメニューエンクロージャタスクを実行するには、次の操作を行います。
アラームを有効にする タスクを使って、エンクロージャのアラームを有効にします。 有効になると、エラー LED が点灯するたびにアラームが鳴ります。 これは、次のようなイベントを示すために起こります。
アラームを無効にする タスクは、エンクロージャアラームを無効にする場合に使用します。 無効になっていると、エンクロージャが温度の警告しきい値を超えたり、ファン、電源装置、コントローラに不具合が生じたときもアラームは鳴りません。 既にアラームが鳴っている場合は、このタスクでオフにすることができます。
資産データの設定 タスクを使用して、エンクロージャの資産タグと資産名を指定します。 詳細は、「資産データの設定」を参照してください。
点滅 タスクを使用すると エンクロージャの LED (赤外線発光ダイオード) を点滅します。 このタスクは、エンクロージャを見つけるのに使用できます。 エンクロージャの LED には異なった色と点滅パターンが表示されます。 点滅色およびパターンに関する情報は、『エンクロージャハードウェアマニュアル』を参照してください。
温度プローブ値の設定 タスクを使用して、エンクロージャの温度プローブの警告とエラーしきい値を指定します。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。
空いているコネクタにエンクロージャを取り付けていない場合は、この目的に使用できるコントローラ上のチャネルを見つける必要があります。 空いているコネクタを特定するには、次のようにします。
エンクロージャの温度を確認するには次のようにします。
エンクロージャの温度に関する情報は、次の項目を参照してください。
エンクロージャ管理モジュール(EMM)のファームウェアは同じレベルにある必要があります。 EMM ファームウェアバージョンを検証するには次のようにします。
エンクロージャの EMM に関する情報は、「エンクロージャ管理モジュール(EMM)」を参照してください。
接続されているコンポーネントの詳細については、次の項目を参照してください。
エンクロージャの管理タグと資産名は変更することができます。 指定する新規管理タグと資産名は、エンクロージャの情報 / 設定 サブタブに表示されます。
温度プローブは、エンクロージャの温度をモニタします。 温度プローブにはそれぞれ警告しきい値とエラーしきい値があります。 警告しきい値は、エンクロージャが許容範囲を超えて高温または低温に近づいていることを示します。 警告しきい値は変更できます。
エラーしきい値は、エンクロージャがデータ損失の原因になり得る危険な温度に達したことを示します。 エラーしきい値はデフォルト値を変更できません。
温度プローブの警告しきい値をデフォルトの値に戻す場合には、デフォルト値にリセット ボタンを選択して 変更の適用 をクリックします。 デフォルト値が最小警告しきい値と最大警告しきい値テキストボックスに表示されます。
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メモ:一部のエンクロージャでは、Storage Management が現在のエンクロージャの温度および温度プローブの状態を表示するまでに多少の遅延が生じる場合があります。 詳細は、「Storage Management で温度プローブ状態の更新に生じる遅延」を参照してください。 |
このウィンドウを使用すると、エンクロージャ管理モジュール(EMM)についての情報を表示できます。
プロパティ |
定義 |
---|---|
状態
| これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。 詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 |
名前 | このプロパティには EMM の名前が表示されます。 |
状況 | このプロパティには EMM の現在の状況が表示されます。 準備完了 — EMMは正常に機能しています。 低下 — EMM に障害が発生し、機能が低下した状況で動作しています。 失敗 — EMM に障害が発生し、機能を停止しました。 Storage Management は SES コマンドを使ってエンクロージャと通信ができない可能性があります。 失敗状況は、エンクロージャが何らかの理由で Storage Management からの状態クエリに応答しない場合に表示されます。 たとえば、ケーブルを切断すると、この状況が表示されます。 不在 — EMM がエンクロージャ内に在存しません。 インストールされませんでした— EMM がエンクロージャ内に在存しません。 |
パーツ番号 | EMM モジュールのパーツ番号が表示されます。 |
種類 | このプロパティには、EMM が SCSI SES モジュールか、またはSCSI ターミネータであるかを表示します。 SCSI SES モジュール — SCSI SES モジュールは、ホストサーバーにレポートする SES および SAFTE、すべてのシステムのLED インジケータ制御、温度センサー、冷却モジュール、電源などのあらゆる環境要素の監視を提供します。 SCSI ターミネータ — SCSI ターミネータカードは、PowerVault™ 220S または PowerVault 221S エンクロージャが 冗長 SCSI SES モジュールタイプの EMM で設定されていない場合にのみ使用されます。 2 つの SCSI SES モジュールを装備するシステムでは、SCSI の終結は EMM を介して行います。 |
ファームウェアバージョン | EMM にロードされたファームウェアのバージョンが表示されます。 エンクロージャのすべての EMM モジュールは同じレベルのファームウェアが必要です。 |
SCSI 率 | このプロパティには、SCSI の最高速度 (SCSI エンクロージャでサポートする EMM) が表示されます。 |
このウィンドウを使用すると、エンクロージャのファンについての情報を表示できます。
ファンはエンクロージャの冷却モジュールのコンポーネントです。 次の表はファンプロパティを説明したものです。
プロパティ |
定義 |
---|---|
状態
| これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。 詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 |
名前 | このプロパティにはファンの名前が表示されます。 |
状況 | このプロパティにはファンの現在の状況が表示されます。 準備完了 — ファンは正常に機能しています。 低下 — ファンに障害が発生し、機能が低下した状況で動作しています。 オフライン — ファンまたは電源装置がエンクロージャから除去されました。 失敗 — ファンに障害が発生し、機能を停止しました。 Storage Management は SES コマンドを使ってエンクロージャと通信ができない可能性があります。 失敗状況は、エンクロージャが何らかの理由で Storage Management からの状態クエリに応答しない場合に表示されます。 たとえば、ケーブルを切断すると、この状況が表示されます。 不在 — ファンがエンクロージャ内に在存しません。 |
パーツ番号 | ファンのパーツ番号が表示されます。 メモ:このプロパティは E.2217 ファームウェア以降を搭載した PowerVault™ 22xS エンクロージャ では表示されません。 |
速度 | ファン速度が表示されます。 速い、中、遅い、および停止の値があります。 ファンが、オフライン状況にある場合、速度プロパティ値は不明です。 ファン速度を変更させるイベントの詳細は、ハードウェアマニュアルを参照してください。 |
このウィンドウを使用すると、エンクロージャの電源装置についての情報を表示できます。
プロパティ |
定義 |
---|---|
状態
| これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。 詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 |
名前 | このプロパティには電源装置の名前が表示されます。 |
状況 | このプロパティには電源装置の現在の状況が表示されます。 準備完了 — 電源装置は正常に機能しています。 低下 — 電源装置に障害が発生し、機能が低下した状況で動作しています。 失敗 — 電源装置に障害が発生し、機能を停止しました。 Storage Management は SES コマンドを使ってエンクロージャと通信ができない可能性があります。 失敗状況は、エンクロージャが何らかの理由で Storage Management からの状態クエリに応答しない場合に表示されます。 たとえば、ケーブルを切断すると、この状況が表示されます。 不在 — 電源装置がエンクロージャ内に在存しません。 |
パーツ番号 | 電源装置のパーツ番号が表示されます。 メモ:このプロパティは E.2217 ファームウェア以降を搭載した PowerVault™ 22xS エンクロージャ では表示されません。 |
このウィンドウを使用すると、エンクロージャの温度プローブについての情報を表示できます。
プロパティ |
定義 | ||
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状態
| これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。 詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。
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名前 | このプロパティには温度プローブの名前が表示されます。 | ||
状況 | このプロパティには温度プローブの現在の状況が表示されます。 準備完了 — 温度プローブは正常に機能しています。 低下 — 温度プローブに障害が発生し、機能が低下した状況で動作しています。 失敗 — 温度プローブに障害が発生し、機能を停止しました。 Storage Management は SES コマンドを使ってエンクロージャと通信ができない可能性があります。 失敗状況は、エンクロージャが何らかの理由で Storage Management からの状態クエリに応答しない場合に表示されます。 たとえば、ケーブルを切断すると、この状況が表示されます。 最小エラーしきい値を超えました — エンクロージャの温度が最小警告しきい値を下回りました。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。 最大エラーしきい値を超えました — エンクロージャの温度が最大警告しきい値を上回りました。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。 不在 — 温度プローブがエンクロージャ内に在存しません。 非アクティブ — 温度プローブがエンクロージャに存在しますが、モニタする EMM がインストールされていません。 | ||
読み取り値 | 温度プローブによって報告されたエンクロージャの現在の温度が表示されます。 | ||
警告しきい値 | 最小 プロパティと 最大 プロパティは、現在警告しきい値に設定されている温度を示します。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。 | ||
エラーしきい値 | 最小 プロパティと 最大 プロパティは、現在エラーしきい値に設定されている温度を示します。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。 |
温度プローブの警告しきい値を変更するためのウィザードを起動するには、温度プローブの設定 ボタンをクリックします。 エンクロージャに含まれている各温度プローブの警告しきい値は変更できます。 詳細は、「温度プローブ値の設定」を参照してください。
温度プローブの設定 ウィザードを起動するには、次の操作を行います。